名前が分かっていれば（たとえ部分的にでも）、それをキーワードにして、名前が一致するコード情報を探し出すことができます。
異なる植物に同じ名前がついている例も多くありますから、複数のコードが見つかった場合は、注意深く調べる必要があります。
キーワードは空白文字で区切って複数指定することができます。その場合は、すべてのキーワードを含むコード情報を検索することになります。

フリーワード
 　で検索すると、
JF25233　シュッコンアスター　「ブルーアイデアル」
JF65491　ペチュニア　「セレブリティー　ブルーアイス」
に一致します。

フリーワード
 　で検索すると、
JF51654　パンジー　「プレリュード　ダークブルーアイ」
JF51565　ストック　「アイアン　サーモンブルーアイアン」
にも一致します。

ＪＦコードは、品目－系統－品種の階層構造を持っています。
品目は、カーネーション、シンビジウムといった、「種」や「属」のレベルのまとまりです。
系統は、スタンダード系やスプレー系といった、品種分化のまとまりです。
品種は、花き取引の際に特定する必要のある区別です。
これらのすべてに対し、重複しない6桁のコード番号がつけられているのです。

また、品目の中で色は特定するが系統や品種は問わない、あるいは系統の中で色は特定するが品種は問わないといった中間レベルのコードもあります。

品目には規模の大きいものから小さいものまでさまざまです。系統を特に分けていない品目も多くあります。キクには８つの系統に分かれて４千以上のコードが登録されていますが、ソテツは１コードで１品目を成しています。
この階層を上からたどって目的のＪＦコードを探し出すことができます。

ＪＦコードを探し出したいのではなく、ＪＦコードを手がかりにその花や植物の詳細の情報を知りたい場合があります。
ＪＦコードの6桁の番号を入力すれば、その花や植物の、品目・系統の分類、花色、正しい名称などの情報を知ることができます。
以下は検索結果の例です。



JFコードの数字を入力して検索ボタンをクリックすると、一覧情報が表示されます。



名称「ブルーアイデアル」をクリックすると詳細情報が表示されます。